外側靭帯(ATFL)
足関節底背屈中間位で腓骨遠位から距骨に向けてほぼ直角に当てて撮影します
フィブリラパターン(白っぽい横線)が見えるようにプローブを操作します
前距腓靭帯断裂後3週が経過した方の靭帯がこちら
靭帯の繊維ははっきりしつつありますが腓骨・距骨間の不安定さを認めます
足底腱膜
足底腱膜は足底内側から撮影します
まずは踵の辺縁を探してそこから線維性の高い組織が足底腱膜となります
当て方はこんな感じで足底腱膜に対して長軸で当てましょう。すると下動画のように移ります
短趾屈筋・母趾外転筋
短趾屈筋と母趾外転筋に対して短軸で撮影します。
踵辺縁から追っていくと筋腹が見え始め,足部中央付近まで筋が確認できると思います
画面の左側が母趾外転筋で右側が短趾屈筋になります
Kager’s fat pad(KFP)
赤い部分がKFPのウェッジパートです
踵骨のすぐ上方に位置します
正常な動態は底背屈すると脂肪組織が踵骨後面に滑り込みます
KFPの赤はアキレス腱です
黄色がアキレス腱パートと青い部分がFHLパートになります
正常な動態はアキレス腱パートとFHLパートが逆行するように動きます