三角靭帯の特徴
・三角筋靭帯は距骨の外転を制限し距骨と内果の分離はわずか 2~3 mm
・急性期では,足部外反または回内で損傷につながる可能性がある
(足が地面に固定されている状態で下腿が強制的に内旋など)
・慢性三角靭帯機能不全では,距骨が足首の骨頭窩内で傾斜し,軟骨の脛距骨接触面積が減少します。局所的な圧力上昇は軟骨損傷につながる
三角靱帯(DL)の損傷所見
・距骨が外側にずれることがある
・内側のクリアスペースの拡大
・内側が3mmを超える広がりは病的とされる
Deltoid ligament injury and repair)Loek Loozen 2023
足根管の解剖
・足根管には,長母趾屈筋,長趾屈筋,後脛骨筋後脛骨動脈・静脈,脛骨神経が走行する
・屈筋支帯で形成される線維性のトンネル
An Update on Posterior Tarsal Tunnel Syndrome)Luc M Fortier 2022
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