放課後デイサービスで働く理学療法士の1日

この記事は就活、転職に悩む方向けに書いています。理学療法士として病院、介護施設、訪問リハビリ、放課後デイサービスで働く私が現場の実状を教えていきます。

初めに断っておきますが各職場によって職場内ルールや業務内容が多少異なるかと思います。あくまで私の経験ですので参考にして頂けると幸いです。

職場環境

私が働いてる職場は学童保育型で1日に10名程度の児童が利用します。利用している児童数は20名程度です。

職員数は常勤3名非常勤が5名ほどおり、私も非常勤として働いております。

2回建の戸建て住宅をそのまま利用しているような環境です。

1日のスケジュール

平日の場合は出勤時間はなんと11時です。わけあって学校に行かなかった児童の保育あるいは放課後になるまで書類業務を行います。児童によって異なりますが14時頃に学校に到着するように施設を出発します。

14時半〜15時くらいには当日利用の児童が揃います。児童一人一人、バイタルチェックや体重測定を行います。また、睡眠状況や食事の聴取も仕事のうちです。

そこからは17時まで基本的に自由時間です。おもちゃで遊んだり、お絵描きをしたり。公園に行って遊ぶこともあります。多くの児童は身体的なものより精神的な障害を持っていることが多く、心理的なアプローチがメインになるかもしれません。

しかし、少ないながら筋ジストロフィーや脳性麻痺などの身体的な先天性障害をもつ児童もいます。疾患別に算定をとっているわけではないので介入時間は自由です。ただ、1人に構っていると他の子が嫉妬します。

17時半になると帰りの送迎を行います。遠いところで往復1時間半程度かかるところもあります。大体、18時〜19時の間に施設に戻ることができます。その後、日報の作成を行いますが早く戻られた方が既に終わらせている場合もあります。

どちらにせよ退勤は19時くらいとなっていますね。

例外スケジュール

放課後デイには土曜日や祝日の利用者もいらっしゃいます。土曜日、祝日の場合は9時〜10時、お昼のみ利用など利用時間はまちまちです。私たちは8時半〜9時くらいに出勤致します。これは児童の送迎時間によって変わります。そして、17時に帰りの送迎となります。平日より利用時間がわずかに少なくなります。

まとめ

放課後デイサービスは他の職域と比べると出勤時間・退勤時間が遅くなる傾向にあります。また、理学療法士としての役割を見出すのが難しいと私は感じました。療育型施設であればまた変わるのかもしれませんが、学童保育型は身体的に元気な児童が多いです。

子供が好きで保育と理学療法を生業としたい方にはおすすめですね。

最後に放課後デイサービスの仕事の3分の1くらいは送迎となることをお伝えしておきます。

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