理学療法士がケアマネ試験勉強してみたら

理学療法士6年目を迎えて介護支援専門員の受験資格を獲得したPTです。ケアマネの資格を取ろうかなと思い勉強し始めました。そこで、勉強内容をどう感じたか。難易度はどうか。どれくらいの勉強量で合格できそうか。これらのことが気になる方に向けて実際の声をお届けできればと思います。

結論:介護分野は難しい

介護支援専門員の試験では介護分野と医療分野に分かれてどちらも一定以上の点数を取らなくては合格できません。

医療分野に関しては未勉強でも理学療法士としての知識のみで7割程度正答できるかと思います。問題は介護分野ですね。介護分野は未勉強で前年度の過去問を解いたところ25点満点中の6点でした。その6点も勘であたったようなものです。ほとんどが暗記問題でケース問題は3問程度。とにかく覚えることが重要ななります。

地域、居宅、施設サービスの内容や基準を多く覚える必要があります。また、数字が多く出てくるのですが、これが厄介そうです。同じような数字がサービス毎に設けられております。

正直な感想としては医療分野でこれだけ取れるなら介護分野にフォーカスしてみっちり勉強すれば合格できるのではと思いました。

なぜ受験しようと思ったのか

この記事を読んでいる方は受験しようかどうしようかという人がほとんどだと思うので受験に向けて後押しさせてもらえればと思います。

なぜ受験しようと思ったのかは今回の記事の主旨から少し外れますので簡単に説明します。

  • リスクヘッジ
  • 付加価値を高める

この2点です。理学療法士のお給料は診療報酬改定に大きく左右される側面を持ちます。私個人としては理学療法士の報酬は先々危うそうだなと感じたため、介護支援専門員としての道を用意しておきリスクを分散できればと思い受験しようと思いました。あとは直接的な肉体労働の理学療法士とそうでない介護支援専門員では自分の身体の状態に合わせて仕事を選べるのかなと思いました。

もう一つは自分の付加価値を高めるためです。認定理学療法士などと同じように介護支援専門員を取得することで専門性が上がります。回復期病院に勤める方は特に退院支援がしやすくなること間違いなしです。それを評価されてお給料アップに繋がるかもしれません。(職場によりけり)

退院支援がいつもスムーズだったり、退院後のクレームが少なかったりと病院にとっては嬉しいですよね。生活期リハビリでも理学療法士目線からケアプランの助言ができるようになるため評判受けは良さそうです。

まとめ

はっきり言って仕事の合間にケアマネの勉強をすることは大変だと感じました。しかしながら、試験内容の半分は今まで培った知識で対応できるため勉強量としてはそこまで多くないのかも知れません。

せっかく受験資格があるのなら今後のために取得しておいて損はないのかなというのが私個人の感想です。

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