ATFL断裂後のリハビリ
リモデリング期で重要なポイント
・線維は負荷の方向に沿って並び直す
・歩行 → 片脚立ち → ジャンプ着地 へと段階的に強度を上げる
・内反+底屈のストレスに耐えられる靭帯へ
エコーで繊維の修復・配列を確認したら靭帯への負荷量を増やして鍛えないといけません
今まで内反禁止だったものを少しずつやる必要があります!
2. 固有感覚・神経筋制御の再教育
・捻挫後は足関節の位置覚・反応が低下しやすい
・バランス練習や不安定面トレーニングで再獲得
・再受傷予防に直結
靭帯にどれだけ負荷がかかっているのか
足首の角度がどうなっているのか
これらをいち早く頭に伝える必要がある
主に難しいバランス練習すれば鍛えることができる
3. 可動性の維持
・動かさなさすぎると瘢痕化・硬化のリスク
・適度なストレッチやモビライゼーションで柔軟性を保つ
可動域を確保することで骨性の支持も得られる
腫脹が落ち着いたらまずは筋膜・神経へのストレッチ
筋緊張緩和目的にPNFなどの能動的な緊張制御
関節包に対してモビライゼーションが有効
4. 全身動作の統合
・足関節だけでなく 膝・股関節との連鎖を意識
・動作全体での安定性UPが最終目標
スピード・アジリティ・クイックネスなど運動パフォーマンスを細分化してみることも重要
注意すべき点まとめ
リモデリング期で注意すべき点
①負荷方向の明確化
②漸増的ストレス管理
③固有感覚・神経筋制御の再教育
④瘢痕化予防と可動性保持
⑤全身動作への統合
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