感覚と近くの違いについて

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知覚と感覚の違いについて間違えた解釈をしている方が多いので間違えないように覚えておいて
 
 
定義:外界や体内からの刺激を「受け取る」こと。
 
特徴:末梢の感覚受容器(目・耳・皮膚・筋紡錘など)が刺激を電気信号に変えて、中枢へ送るレベル。
 
例: 光が目に入る 温かいものに触れる 筋肉が伸ばされているのを受け取る
 
上記以上でも以下でもありません。ただ、起きている事実を脳に伝えることが感覚です
 

知覚(perception)

 
定義:感覚として入ってきた情報を「脳が意味づけして理解する」こと。
 
特徴:感覚情報を統合して、自分にとって意味のあるものとして認識する段階。
 
例: 光 → 「赤信号だ」と理解する 温かさ → 「お湯だ、ちょうどいい温度だ」と判断する 筋肉の伸び → 「ふくらはぎが張っている」と気づく
 
なので感覚障害と知覚障害では責任組織が違います
感覚が低下すれば末梢組織のアプローチ
知覚が低下すれば統合と理解、つまり頭へのアプローチになります
 

知覚と感覚の違いを念頭にアプローチしよう

 
感覚練習が結果的に知覚の練習になった。これはいいと思いますが知覚異常に対して感覚刺激だけ入力しても結果は生みにくい
 
知覚練習には目的の言語化が重要
 
刺激→理解→行動
片足立ち → 体の傾きを感じる→倒れないようにする
 
 
逆に感覚受容器が鈍いのであればまず感じ取れるように治療しよう

🦶足の知覚を養う練習方法

1. 足底の触覚を高める
 
・素材を踏み分ける タオル・人工芝・ゴムマット・砂利などの上に裸足で立ち、違いを感じ答えてもらう
 
・ボール転がし ゴルフボールやテニスボールを足裏で転がし、硬さや位置の違いを意識。
 
2. 足部の固有感覚(関節の位置感覚)
・目を閉じた足指動かし 指を曲げ伸ばし → 「今どの指を動かしたか」を意識する。
 
・足首角度マッチング 片足を特定の角度に保ち、反対足で同じ角度を再現(目を閉じて)。
 
3. バランス感覚を磨く
・片足立ちバリエーション まずは床でその後クッションやバランスパッドの上で 目を閉じて挑戦
 
・重心移動ゲーム 立ったまま体重を前後・左右・円に移動 → 足裏のどこに圧がかかるか意識。
 
 
4. 視覚に頼らない足の使い方
 
目隠し足踏み その場で足踏みをして、まっすぐ立ち位置を保てるか確認。
 
音に合わせたステップ 音楽やメトロノームに合わせてステップ → タイミングと足裏感覚を統合。
 
ポイント!!!!
  • 裸足で行うと足底の感覚が鋭くなる

  • 「どこに体重があるか」を言葉にすると知覚が深まる

  • 段階的に → 安定面 → 不安定面 → 目隠し の順に難易度を上げる

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