【リハビリの教科書】動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践のレビュー

こんにちは理学療法士のGEです。

回復期病棟で5年勤務しており読んだ本の数は50冊以上です。あんまり多くないじゃんとかは置いといて、今日は石井慎一郎先生が編集しています
動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践のレビューを書いていきたいと思います。

 

正直、この本って説明が不要なくらいの売れ筋だと思うんですよね。僕の周りでも持っている人が非常に多いです。

そこで、改めてこの本の何がいいのかをお伝えして教科書を購入する際の参考にしていただければいいなと思います。

 

僕もこの教科書を入職1年目というか学生時代から愛用しています。その理由は動作分析がわかりやすく解説してあるから

これほど動作分析のことをわかりやすくかつ中身の詰まっている教科書って他にないんじゃなかろうか。

前置きはこれくらいにしてこの教科書の特徴とどんな人にお勧めなのかを紹介していきますね。

 

この教科書の特徴

この教科書の特徴はなんといっても人間が行う基本動作の動作分析の初歩がまとめてあることです。

僕も学生時代にものすごく悩まされたんですけど、動作分析ってマジで最初はよく分からないですよね。

この教科書の中身の構成は

・動作の概要(正常動作のパターンと特性)
・動作を可能にするメカニズム(骨や筋の働き)
・観察からみた動作分析(観察のポイントと推論)
・動作のメカニズムの評価(各動作の相の評価の仕方)
・動作の阻害因子を見つけるための評価

これらが起き上がりや歩行といった具合に分けられて解説してあります。

簡単にいうと正常動作がどんなものなのかを知り、その動きのメカニズムを学びます。そして、逸脱動作を見分けるポイントと本当に逸脱している動きなのかを評価するコツを知る。最後に何が正常動作を阻害しているのかを評価する方法を学んでそこを機能改善していくという流れです。

ちなみにこの教科書の目次と中身の一部分を公開しますとこんな感じです。

教科書の目次

教科書の中身

 

まず、正常動作について中々、理解できてないなと思う方もこの本で学ぶことができます。正常動作を理解しておかないと逸脱動作ってわからないですからね。

そして、他の教科書と比べて優秀な点が歩行だけでなく起き上がりや立ち上がりなどの基本動作も載っている点です。

歩行の本とかはありますけど、基本動作をここまで解説してある教科書ってあんまり見たことないです。

 

この教科書の欠点を挙げるとするならば動作を阻害する因子を評価するまでで終わっており、改善するための方法が載っていないことです。

すでに動作分析は一人前にできるという方には不向きの教科書かも知れません。もっと、こういう阻害要因にはどんな改善方法があるのかを知りたい方はもっとコアな教科書を購入する方がいいかも。

 

例えば『歩行の際の各筋の働かせ方』とか『この動きのこの部分のコツの動きを良くするためには』みたいな教科書を探すといいでしょう。

 

僕の場合は『歩行時の協調的な筋肉や骨の運動』について知りたかったので樋口先生の
姿勢と歩行 協調からひも解く)を購入したことがあります。
歩行時の姿勢制御について深く学ぶことができますが、あまり初心者向けではありませんので悪しからず。

協調性を知りたい人のための教科書

 

基本的な動作を知りたい方にはこの教科書で十分だと思います。

 

どんな人にお勧めか

・動作分析が苦手な方
・正常動作をしっかりと学びたい方
・歩行だけでなく基本動作も知りたい
・逸脱動作の要因となる部分の評価方法を知りたい
・患者の逸脱動作の要因を知るヒントが欲しい

 

逆に動作分析よりももっと狙いを絞った教科書が欲しいという方には不向きです。例えば『ロッカー機能の改善の仕方』とか『適度な筋緊張の制御方法』とか治療部分や評価にしても1部分を深掘りしていきたい人は他の教科書を探しましょう。

 

この教科書は本当に多くの人が購入しているほど優秀な教科書なのでセラピスト初心者の方は購入することをお勧めします。それでなくても、回復期病棟や外来リハビリなどの動作を分析する機会が多いところに新しく勤務される方もぜひ読んでもらいたい教科書です。

 

さて、今回の教科書の紹介はこのくらいで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です