【理学療法士が教える】子供のやる気を引き出す方法【肉体的・精神的理論で教えます】

子供のやる気を引きだす方法 学習
どうやって子供自身のやる気を引き出すのか考えてみた

これまで子供のための運動方法を発信してきた僕ですが今回は【子供のやる気】について書いていこうと思います。

理由は

スポーツをするうえでやる気は欠かせないものだから

でも、正直子供のやる気を引き起こすのって難しいですよね。報酬を与えれば簡単にやる気になってくれたかと思いきやすぐに挫折というか怠惰になってしまったり。

一応、やる気においては心理学上動機づけというものが重要とされています。その中には2種類ありまして

  • 内発的動機付け
  • 外発的動機付け

の2種類です。前者は子供自身が自発的にやる気を引き起こすことで後者は僕たちや指導者からの刺激を受けてやる気を出すことを指します。

即効性としては後者の方が効くのですが後者の特徴として長続きしないというものがあります。

例えば
テレビを見てすごい人のプレーを見たら『真似したい!』とやる気が出ますよね。もしくは親が『こうやったらすごいぞ』とか言っても同じようにやる気が出ると思います。ですが、これらって一時のやる気であってすぐに冷めてしまうものだと思いませんか。僕はこの経験何度もありますね

 

そこで大事となってくるのが前者である内発的動機づけとなってくるわけです。こちらはじわじわとやる気が湧いて出てくるようなもので一時のものとは違います。

 

何かに影響されてというわけではなく『これは僕がやるべき使命だ』という風に今までの経験と何かをきっかけに何事にも代えがたいやる気の維持につながるわけですね。

 

では、前者の方が圧倒的にいいじゃんと思いますが内発的動機づけというのは基本的に方法が確立されていません。子供が自ら奮い立たせるしかないのです。僕たちにできることは内発的動機付けが完成されるまで何をしてあげるかということ。

そこがわかれば苦労しないって話ですよね。今回はわからないながらも内発的動機づけを発動させる方法を一生懸命考えてみる内容となっております。

 

この記事を見てわかること

・子供のやる気を継続させる(精一杯考えてみます。)1つのアイデアとして参考にしていただければと思います。

 子供が夢中になる瞬間を分析してみた

やる気をだす子供

僕の子供が毎日夢中になっているものそれはYouTubeでアンパンマンを見ることです。おそらく一番ハマっています。なんでYouTubeにハマる子供って多いんだろう。

 

好きなものをいつでも見られるからかなと思いきやアンパンマンはテレビでもいつでも見せれるし、DVDプレーヤーでも見せていますがやっぱり携帯YouTubeが一番食いつきがいいです。

ここにもしかしたらヒントがあるのかも。

僕の子供って2歳なんですけどすでにYouTubeの機能をある程度使いこなしています。ものすごい集中力で学習能力がすごいと思いませんか。多分ですけど好きなことプラス自分でできたという達成感がそこには存在しているんじゃないかと思います。だって歌を覚えるときもテレビよりも明らかにYouTubeの方が覚えがいいですもんね。

 

YouTubeって自分で選んで操作するじゃないですか。人ってインプットするよりもアウトプットするときの方が記憶に定着あるいは学習が進むって言われていますからね。少し話は逸れますが見るだけのテレビよりも操作しながら見るYouTubeの方が学習が進みやすい。その証拠に教えてもいない英語を僕の子供たまに話します。驚愕です。似たような経験ある親御さんは多いのではないかと思います。

その学習が進む楽しさというのを子供ながらに感じ取っているのかもしれません。

 

つまり、話を要約しスポーツへのやる気に変換していくと

  • 教えながら実践する。
  • 教える内容は比較的簡単で失敗しにくいもの
  • 徐々に難易度を上げていく
  • どんどん成功体験を積む

 

これが夢中になる方法・内発的動機づけを行う方法の1つなんじゃないかと分析してみましたがどうでしょうか。

具体的に何をすればいいのかというは正直答えはない気がします。子供によって興味を示すものは違いますし、男女でも大きく異なることでしょう。自分の子供が行っているスポーツでどういうことが好きなのかをあなたが把握して簡単なことからどんどん成功させてあげましょう。

 

少しだけ例を出すと野球をやっている子供の場合、簡単なことと言えばキャッチボールでしょうか。キャッチボールをやっているうちに少しずつ難易度を上げていきます。あ例えば相手の胸にきちんと投げるだとか、距離を伸ばすだとか。

バッティングが好きな子なら最初はトスバッティングやボールが大きいソフトボール大のクッションボールを使うだとか。そして徐々に投げる位置を変えて難しくすることができますよね。

とにかくたくさんの成功体験を積ませてあげましょう。

 やる気を出すことに成功したなら次に行うべきこと

スポーツで成功

1.子供の運動に対する気持ちを知ること

僕も正解かどうかはわからない。というか正解なんて存在しないのですが、大人では感じにくいことがあるのは確かなこと。子供がどういう思いで競技に臨んでいるかは確認しておいた方がいいでしょう。

例えば楽しくスポーツをした子供もいれば、トップを目指してしたい子供もいる。どっちが正解とかではなく、どちらもとても大事なものです。ただ、親と子供の考えに相違があればお互いに面白く無くなってしまいます。

子供を目的地に誘導することもいいですが、基本は親の方が子供の目的地に指導内容を合わせてあげるようにしましょう。

 

2.子供が運動をする環境を整えてあげること

なんといっても子供が大成するためには環境が大事。才能なんて二の次三の次です。はっきり言って高校生ぐらいまで才能なんて関係ない。僕がいつも謳っている事ですが【超高校級ならだれでもなれる】と僕は思っています。お子さんの可能性を存分に引き出してあげましょう。

環境と言っても練習機材が整っているということだけではないですよ。それには良きチームメイトやライバルの存在。熱心に子供のことを考えて指導してくれる監督やコーチ。子供の支援に精力を尽くす親御さんの支援など。

子供1人では絶対にスポーツは上達しません。これらの環境がものを言うのです。どうすれば環境が整うか。やはり簡単なのはその競技の名門校に行くことですね。理由は志が似た子供が集まりやすいし指導者ウヤ支援者にも恵まれます。

こればっかりは巡り合わせでどこにいけば間違いなくいいと言うのはないです。運がいい子供は幼少期からいい出会いがあったりしますがそれは一握りでしょう。

第一に子供の気持ちを大切にして子供に合った環境づくりをしてあげましょう。

 

 3.運動学習を進めるうえで大事なことは子供にわかったフリをさせないこと

子供は自分をよく見せたいし、面倒なことは適当に流してしまいます。もしかしたら、大人もそうかもしれませんが子供の未熟な心では特にそうなので親御さんが十分に理解してもらえるように努力してあげましょう。

コツとしては毎回、指導した後に子供自身に内容を簡潔に説明してもらうといいでしょう。簡潔に説明するためにはある程度の理解が必要だし、そうやってアウトプットすることによって記憶にも定着しやすくなります。

スポーツを大成させるために必要なことは心技体を万遍なく鍛えることです。言わなくてもわかっているとは思いますが今一度お伝えします。しかしながらスポーツ毎に割くべき時間の割合も変わってくるし何をすればいいのかも全然違いますよね。

出来るだけ多くの子供さんが輝けるようにこれからも子供の運動能力を上げる秘訣を分析しつつ皆様に発信していこうと思います。僕もまだまだ勉強が足りていませんのでこれからもっと有益な情報をお教えできればと思います。

それでは今回はこれくらいで終わりにします。読んでいただいてありがとうございました。

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