理学療法士が自費でのリハビリサービスを行うことで実際に儲かるのかどうかを簡単に説明していきます。
結論から言うと儲かります
ただ、勘違いしないで欲しいことは楽に儲けられるわけではありません。
ここでは自費リハがどうして儲かるのか。どんな準備が必要なのか。どれくらい大変なのかを簡潔にお伝えしていきます。
どうして儲かるのか
それは医療保険適応サービスでないからです。医療保険適応でないということは診療報酬に関わる事務処理など行わなくてよいです。診療報酬の制限に振り回されることもありません。
いわば、一般の企業のサービスと何ら変わりません。事業が上手く回れば単純に儲かります。もちろん、それは簡単な話ではありません。
必要なこと
次に自費リハを展開する上で必要なことを列挙して行きたいと思います。あくまでここでは儲かるのか?ということにフォーカスしているので個人事業としての自費リハの始め方は別記事にて紹介します。
理学療法士として会社勤務している時は施術に関わる知識や技術のみを追求すれば良かったと思います。利用者も自ずと増えていったでしょう。しかし、自費リハは違います。医療保険適応外のサービスを必要とする人に施術を行います。高いお金を払ってでもと来られることを念頭におきましょう。私が思う自費リハを行う上で必要なことは以下の通り
- 接遇マナー
- 傾聴する力
- ニーズを汲み取る力
- 営業力
- 中・長期的にリハビリ効果を出す技術
ぶっちゃけ上から順に大事かなと思います。もちろん、技術が大事ではないわけではありませんがもっと大事なことがあるという事実です。
例えば高級レストランをイメージしてください。最も凄いと感じる部分はどこでしょうか。おそらく、スタッフの対応が直感的に凄いと感じると思います。料理の味はその後についてくると思います。どんなに良い料理も丁寧なおもてなしを受けなければ高いお金を払ってまではいきませんよね。
自費リハビリも同様で患者・利用者ではなくお客様として接する必要があります。
どれくらい稼げるのか
これは企業によって異なると思うので私の事例でお話しします。私の場合は成果報酬なので1件(何分)につきいくらという計算です。分かりやすく時給で換算すると大体3000円くらいです。効率よく件数を回った際にはもっと行くと思います。
理学療法士業界の相場としてどうでしょうか?結構、高いと思いませんか?
その分、求められるものも大きいとは思いますが挑戦してみる価値は多いにあるのかなと私は思います。
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