ケガしにくい身体を作る
スポーツ選手に多いケガには骨折や捻挫、肉離れ、靭帯損傷などがありますがケガしやすい身体にはそれなりの要因があります。 骨が脆い(骨密度が少ないあるいは固すぎる)、筋肉が足りない、関節が固いことが主なケガの要因となり得るでしょう。
骨を強くし、筋肉をつけ、関節を柔らかくするためにはカルシウム、マグネシウムをとる必要があります。 これらは骨の材料となります。また、カルシウムは筋肉の痙攣を防ぐ役割もあり、マグネシウムには筋肉の収縮を助ける働きもあります。
筋肉が大きければいいわけではなく、身体をスムーズに動かすことがケガの予防にもつながります。そのためにカルシウムとマグネシウムは欠かせません。
骨折しにくい身体を作る
丈夫な骨を作るには骨の主成分であるカルシウムをはじめとして、タンパク質、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンDが必要となります。
ビタミンB群とビタミンDは骨の生成を助ける働きがありますのでこちらも合わせてとる方がいいでしょう。 逆に骨生成を阻害するリンは控えた方がいいでしょう。
カップラーメンやスナック菓子にはリンガ大量に含まれていますので摂取する際は量に十分注意しましょう。
関節や腱、靭帯を強くする
スポーツ選手は筋肉や骨に目が行きがちですが骨と筋肉をつないでいる腱や骨同士の摩擦を限りなく減らし円滑な動きを可能にしている関節、過度な関節の動きを止める役割のある靭帯を強く、しなやかにすることもケガの予防のためには非常に重要なものとなります。
これらを強くするために必要なのがタンパク質の1種であるコラーゲンです。コラーゲンが不足するとコラーゲンはいわゆる張力を担当していて靭帯や腱、関節構成物質の張りを出しています。 それにより靭帯や腱などは損傷しないようにしているのです。
これが不足すると筋肉の張りがなくなってしまい上手く筋力を発揮できなくなります。それが原因で肩や腰といった部分に痛みが生じる場合があります。 コラーゲン以外にも大事な栄養素はたくさんあり、ビタミンCやグルコサミン、コンドロイチンなどもケガを予防するために必要な栄養素と言われています。 ビタミンCは損傷した部位の回復・再生を助ける役割があります。
スポーツをする上で激しい運動を行ったときには必ず毛細血管や微量の筋繊維などが1回の運動で損傷します。それを瞬時に回復させる働きをビタミンCが助けてあげるのです。 グルコサミンは関節のクッションとなる物質の成分の1つです。
これがないと関節と言うのは骨同士が密接していますので摩擦が生じ骨がすり減って関節症など痛みを伴うことになるのです。 コンドロイチンはこれもグルコサミンと似ているのですが関節を構成する物質に栄養を送ることが主な役割です。強い関節を維持するために欠かせない栄養素となっています。
夏は特に水分補給に注意しよう
夏は暑さによる疲労や過剰な水分摂取によって夏バテや食欲低下が生じやすい季節です。食事量が減るということはこれらの身体を強くするための栄養素も減るということなのでケガしやす句なってしまいがちです。
食欲を増進するためには香辛料や酢、ニンニクなどの食欲増進作用の強い食物を上手く活用するようにしましょう。
また、発汗による体内の水分不足が進みますので喉が渇くまで待たずにこまめに水分をるように心がけましょう。喉が渇いたときには身体中の水分はかなり減少しているサインですのでそうなる前に手を打っておこう。
冬場は特に喉の渇きを感じにくいので定期的に水分を取っておきましょう。喉は渇かなくても運動すれば必ず汗をかいています。 発汗が多いと水分とともにミネラルが失われます。ミネラルというのは簡単にいうと酸素や窒素などの元素以外のものです。
カルシウムとか鉄分とかマグネシウムとかのことを指します。 先ほども話したようにこれらが不足するとケガする確率が上がりますのでミネラルの補給も忘れないように気をつけましょう。
まとめ
強いからを作るためには筋肉をつけるだけでなく骨や靭帯、腱といったところにまで目を向ける必要があります。
それらを活性化させるためには色んな栄養素が必要であることはわかりましたね?
ここでは何で鍛えているスポーツ選手がケガをするのか。外部からの大きな衝撃以外でもケガする要因はたくさんあるということがわかっていただければいいのかなと思います。
ちなみにスポーツをする上で欠かせない栄養素に関しての記事は他にもありますので興味ある方は参考にしてください。
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