理学療法士が通所介護福祉施設(デイサービス)で働く良いこと・悪いこと

この記事は理学療法士として就職あるいは転職を考えている人に向けて参考になればと思い執筆しています。

初めに断っておきますがあくまで私の経験に基づく個人的な感想となります。職場や地域によって異なる部分は多くあると思います。あくまで参考としてご認識ください。

職場環境

私が働いているデイサービスは1日の利用者が15名程度の小規模デイサービスに属します。職員数は10名程度で理学療法士は2名在籍しています。デイサービスの種類は一般型で健康状態のチェックや食事、入浴、レクリエーションが主で理学療法士の役割は1人に対して1単位(20分)の機能訓練を行うことです。

良いこと(メリット)

責任の重圧が軽い

病院と比べて責任が軽いと感じます。と言うのもデイサービスでの理学療法士の役割は利用者の身体機能維持が主な目的ですので利用者個人の疾患や生活背景を病院ほど細かく見る必要はありません。もちろん、衰退していく利用者に必要な運動や物品の選定など行うことはありますが、デイサービスを利用している時点で割と元気な方が多いのも事実です。

病院では医療チームで決めた目標の中で運動機能分野の責任を負い目標到達に向けて知識の研鑽や学んだ知識を体現する努力が必要です。ですが、デイサービスではそこまで多くを求められることはありません。

給料は病院とあまり変わらない

次に気になる給料面ですが、私の場合は病院からデイサービスに転職したのですが総支給が上がりました。手取りで言うと3万円くらい上がりました。しかし、賞与(ボーナス)は下がりました。具体的には基本給の3.0倍から1.5倍に下がりました。

年収で言うと病院もデイサービスもあまり変わらないです。しかしながら、仕事量や責任の重さを加味するとデイサービスの方がメリットが大きいと感じます。

組織が小さくルールが緩い

病院と比べると細かいルールなど不文律があまりない傾向にあります。個人的にはルールで縛られ過ぎると窮屈な職場に感じてしまうのでメリットだと思っています。非効率的なルールやマニュアルは上司に相談すればすぐに変えられるのでストレスコントロールもできてやりやすいなと感じます。

悪いこと(デメリット)

社内の雰囲気が緩い

私の職場に限ってかもしれませんがゆるゆるです。良くも悪くもと言う感じですが、ルールがなぁなぁだったりします。作業工程をきちっとしたい人にとっては苦痛かもしれません。自分のミスをあまり責められないのは良いのですが、他人のミスもなぁなぁで過ごすことがあります。そのため、同じミスが何度も起きたり作業納期が曖昧で後で困ることになったりします。

アットホームな職場と言えば聞こえは良いですが、お互いに多くを求めずにいる現状があります。自己研鑽も行ってない人がほとんどですし、知識量も豊富でない人が多いです。会社の雰囲気に飲まれて怠惰な理学療法士にならないようにしましょう。

人手が足りない

恐らくどの事業所もだと思うのですが、圧倒的な人手不足です。私の職場では理学療法士は2名しかいないので片方が休むと激務を強いられます。この体制では長期休暇は取れないのじゃないかと思っています。

職員数が少ないので理学療法士の仕事以外の仕事も多くこなさなければなりません。トイレや食事の介助、不穏な利用者の対応、送迎などなど多岐に渡り業務が私たちの元に流れてきます。

まとめ

個人的には病院で勤務している人が転職を考えているなら良い選択肢の1つかなと思います。病院はブランドこそ高いですが押しつけられる重圧も大きいです。給料もそこまで変わらないし、なんなら会社の大きさ次第ではデイサービスの方が稼げるかもしれません。(安くなるリスクもありますが)

しかしながら、未経験の方がデイサービスに行くと自己研鑽が行えないかもしれません。病院では症例数も多いので自ずと疾患に対する知識や技術が身に付きます。デイサービスから始める方はなんちゃって理学療法士とならないように気を付けてください。

私はデイサービスに転職して気持ちが楽になり良かったと思っています。

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