新しく資格を取りたいけど、勉強が苦手なんだよな。
どうすれば勉強が得意になるんだろう。
こういった疑問に答えつつ、こういった考えを持っている人の思考を変えていきたいと思います。
勉強に苦手意識を持っている人は多いと思います。でも、僕は思うのです。本当に勉強が苦手なの?
苦手と思う根拠は何なのか?苦手だと思い込んでるだけじゃないの?勉強苦手=記憶力が悪いだと思っていないか?
最初に言っておくと人間の頭の性能はみんな大して差はありません。でも、確かに学力に差は生じますよね。もしかしたら、あなたの勉強に対する考え方があまり良くないのかもしれません。
✔︎本記事ののテーマ
本当に勉強が苦手なのか?勉強のコツはあるのか。
✔︎読者さんに前置きメッセージ
本記事では『新たに資格を取りたいけど、勉強が苦手で挑戦できずにいる』という方向けに書いています。
この記事を読むことで『記憶力が弱い人はあまりいない。勉強が苦手だと思い込んでいるだけ。じゃあ、どうすれば勉強できるようになるのか』という所までイメージできるようになっています。
僕も中学校・高校ではクラスで下から数番目あたりに位置していたほど、成績が低かったです。そんな僕でも国家資格は取れたし、現在もプログラミングや新たな資格をとっています。大事なことは考え方であり、あなたは決して馬鹿ではない、という気持ちを込めて執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
目次
本当に勉強が苦手なのか
まずは自分が本当に勉強苦手、記憶力がないのかを検証してみましょう。僕は大抵の人は勉強ができない。記憶力がないと思い込んでいるだけだと思っています。
実際に僕も中学校・高校と底辺でしたが、今では割と学習する方だと思っています。物覚えもそこまで悪くないはず。
主観的に評価するのではなく客観的に自分の能力を見てみると案外、周囲と変わらないことに気づくかもしれません。
音楽の歌詞は覚えられる
勉強は苦手な人に問いたいです。好きな曲の歌詞は覚えることはできますか?
大抵の人はYesと答えると思います。これが僕が『勉強ができないと思い込んでいるだけ』という理由の1つです。これだけ長い文章を一言一句間違えずに覚えることができるなら、どんな暗記問題も覚えることができると思いませんか?
むしろ、暗記問題なんて、こんなに長い文章じゃないですよね?ということは、音楽の歌詞を覚えられるあなたは記憶力が低いなんてことはないはずです。
もし、あなたが曲の歌詞を100曲覚えているとしたら、文章の長さ的に六法全書を全て覚えることだって不可能じゃないかもしれません。
実際には六法全書を全て覚えるとか不可能かもしれませんが、僕が言いたいことはわかりますよね?
覚えられないのは記憶力のせいじゃないんです。ちゃんと覚える機能はあなたにも備わっています。まずは、自分の記憶力がないという思い込みから脱するようにしましょう。
ゲームの操作は覚えられる
FPSゲームや格闘ゲームとかのアクション系って最初のうちは操作がかなり難しいですよね。最近、流行りのものでいうならコールオブデューティや広野行動、ストリートファイター、モンスターハンターとかもめちゃくちゃ難しいと思います。
でも、やっているうちにゲームの操作って上達していきますよね。なんなら、やり込みすぎて神レベルに上手くなっている人も中にはいるんじゃないですか?
操作を覚えられるということはちゃんと学習できているということです。
コツコツ継続できる能力もちゃんと備わっています。少しずつコツを覚えていくわけです。勉強でも同じです。厳密には知識の記憶と作業の記憶は別で分類されますが、コツコツ積み上げていくという点では変わりません。
ゲームに限った話ではありません。趣味はいろいろありますよね。裁縫やネイル、レジンなども最初は上手くいかないはずです。それでも、続けていくうちに上手くなって自分の理想へと近づいていきますよね。
しっかりと手を動かすことで、あなたの身体に覚えさせることは十分に可能です。あなたが物覚えが悪いというのは思い込みです。勉強だから、仕事だから覚えられないということはあり得ないので、この考えからまずは脱しましょう。
学習のコツ
学習のコツは先ほど話した、好きな音楽の歌詞を覚えるときや好きなゲームをやりこむ時のことを思い出せばヒントが見えてきます。
なぜか、勉強だけは『ノートに書き写す』という方法を取る人が多いです。自分が最も覚えやすい勉強方法を探し出しましょう。
✔︎主なインプット学習方法
- 見る
- 聞く
- 写す(真似る。模写)
✔︎主なアウトプット学習方法
- 声に出す
- 頭の中で考える
- 手を動かす
学習する方法は1つじゃないです。たくさん、試してみましょう。
インプット学習
全ての学習はインプットから始まります。何も知らない真っ新な状態なので外部から情報や知識を取り入れなくてはなりません。
インプットする方法は今のご時世たくさんありますね。基本的なことは先ほど記述した見る・聞く写す(模写。真似する)といったとこです。学校の先生や塾の講師から教えてもらうこともインプット学習です。
今は学校や塾以外にもインプット学習する方法がたくさんありますので、抜粋して紹介します。
- ブログで学ぶ
- YouTubeで学ぶ
- オンライン通信講座で学ぶ
ブログで学ぶ
今まさにあなたはブログで情報を得ていると思います。これもまた、インプット学習ですね。
ブログのいいところは、いつでもどこでもスマホ1つあれば見れるというところ。それでいて欲しい情報のほとんどはブログで手に入れることができます。
文章で見れるので速読すれば短時間でたくさんの知識や情報が手に入ることがブログを見るメリットですね。
デメリットはたくさんの情報が交錯して正しい情報かどうか自分で判断しなければなりません。信頼のある記事を読むようにしましょう。
YouTubeで学ぶ
ブログと同じように自分の欲しい情報がすぐに手に入るプラットフォームです。
ブログとの違いは音声や映像で見ることができるところ。文章を見るよりも音声学習の方が記憶に残りやすいという人も多いと思います。覚えやすいものを選択しましょう。
また、映像が見れるので学習過程や問題を解く過程を見ることができるのもいいところですね。
例えば、計算問題があったとして答えに至るまでの過程を説明しながら教えてくれるので、わかりやすいと思います。
今ではYouTubeでの勉強も主流になりつつあるので有効的に活用しましょう。ただし、こちらもデメリットは正しい情報かどうかわからない場合があるということ。動画内で根拠を述べているものを選ぶことをお勧めします。
オンライン通信講座で学ぶ
学校や塾に自宅で受講することができる。それが『オンライン通信講座』です。
ブログやYouTubeが無料なのに対してこちらは有料になりますが、取りたい資格やスキルが決まっているのであれば、こっちを利用してもいいかもしれません。
どうしても、ブログやYouTubeのみでは試験の合格やスキルの習得に時間がかかったり、覚える内容が不十分な場合がほとんどです。
無料で学習することも可能なようですので、一度見てみるといいかもしれません。
>>【無料体験リンク】スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
気になる方は【完全初心者向け】オンライン通信講座の始め方にて解説していますのでご覧になってください
アウトプット学習
アウトプットは得た知識を自分から外部に発することです。
インプットしたものって数日あるいは数時間で忘れてしまいますよね。人はその場で覚えたものはどんどん忘却していくものです。
アウトプット学習はその忘却をしないための方法です。簡単に説明すると何回も脳から覚えたい内容を引き出して、脳に『この情報は何度も使用するから大事なものだ!』と認識させる必要があります。
記憶の定着率はインプットよりもアウトプットの方が物凄く優れていることが明らかになっています。あなたも経験あると思います。音楽を聞いていても覚えにくいけど、口ずさんだり、歌ったりすると記憶に残るという現象。
これがまさにアウトプット学習です。ここではアウトプット学習の方法を少しだけ紹介します。
- 人に説明する(教える)
- 頭の中で自分の場合に置き換える
- インプット内容に疑問を抱く
人に説明する(教える)
人に説明するときに気をつけなくてはいけないことが『専門用語は決して使わない』こと。
相手は自分の学習している業界のことを何も知らない初心者だと思って説明してみましょう。
自分が思っている以上に説明(教える)は難しいです。相手に100%伝わらない時は自分の理解度が低いと思います。自分が理解していないのに人に教えることはできません。
そうやって『こんな風に説明すればわかるかな。この専門用語を噛み砕くとこういうことかな。』といった感じで頭の中で試行錯誤を繰り返し、相手に発信します。
僕もこの方法はかなり使用していて、メチャクチャ覚えられますよ。得た知識をすぐさま友人にひけらかすように説明していました。あまりやり過ぎると友人から引かれるので注意です。
頭の中で自分の場合に置き換える
得た知識が全てそのまま使えることは少ないです。例えばYouTubeで『1+1』の解き方を学んだとしましょう。でも、自分が直面している問題は『2+2』であった場合、学んだことを活かして応用しなくてはいけません。
知識というのは、そのまま暗記するのではなく原理を理解して、様々なシチュエーションで利用できるようにすると記憶として定着します。
情報をそのまま受け取るだけではいずれは忘れてしまいます。きちんと自分の状況に変換して『自分の頭で考える癖をつけましょう』
インプット内容に疑問を抱く
ブログでもYouTubeでもいいのですが、インプットした内容に疑問を抱いてみましょう。例えば『こういう場合はどうなるのかな。別の方法をやったらどうなるか。』などたくさんの疑問を持つようにしましょう。
知識は一方通行ではありません。いろんな方向から見ることができます。時には正解で時に不正解となることがほとんどです。
少し難しい話かもしれませんが、例えば『この方法がいいよ!』という情報を得たとします。その方法は『どこでやってもいいのか。いつやってもいいのか。』こんな風に思考を巡らせることで何度も何度もインプットした内容を使うと記憶に定着していくという仕組みです。
理屈はいいのでとにかくやってみてください。インプットした内容を忘れにくくなるはずです。
思い出してみてください。小学校の時、頭のいい子ほど『なんで?なんで?』と聞いてたと思います。原理はあれと一緒です。
まとめ
いかがでしたか?今回は勉強が苦手という人のためにちょっとした考え方を教えました。
勉強が苦手だと思っている人は本当にそうなのかを一度、客観的に見てみましょう。案外、記憶力が低い人ってのは世の中そうはいないです。
学習のコツはあくまで参考にして自分で探し出してください。覚えやすい方法は人によって違います。自分で学習方法を組み立てていかないといけません。僕がいっていることが皆んなに当てはまるとも限りません。
どれだけ、学習方法を学んだところで勉強は進みません。
たくさん、手を頭を動かしてください。行動することがあなたの理想に近づくための唯一の方法です。
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